ただでえインの時間はあまり多くないにもかかわらず、ここ金土日はほぼ私用によりインできる時間がない。
先週に引き続き、今週日曜もライブがある。
案の定、仕事が終わり、家に帰るとベースの練習。
・・・・のはずだが、仕事が終わり、三年坂のカサギ屋というおはぎの美味しい店に行ってたりした。
ここのおはぎは、白アン、こしアン、そしてイボイボ爆弾というわけのわからんものを連想させるような粒アンがある。
この3つを注文。
シロアンは実はあまり好きではないのだが、この店のシロアンだけは特別で、なんというか、シロアン独特のシツコサがほとんど感じられない。
普通の餡にしても、一緒に飲むお茶との相性が・・・・
・・・・話を戻そう。
こんばんわ。甘いものにはメがないベーゼンドルファーです。
先日に引き続き、俺は超最強凶悪海域の本拠地、リスボンにいる。
ここまでは紹介メンきっての精鋭、ラフィ姐とハルトさんの護衛に恵まれ無事にたどり着いた。
ここからは俺の単独での「戦術家」になる為の試練がまっていた。
単に主要都市に行って話を聞くだけという単純なものなのだが、俺にとってこれほど危険で苦痛なクエはないだろう。
恐怖そのものだ。
しかも、時間も限られているという。
まずは国の敵対。
なんと自国であるネーデルが最悪。
これを落とさない限り、入港すら出来ない。
というわけで、ヴェネチアに向かうことにした。
ヴェネチアか・・・久しぶりすぎる。
しかし、よくここまで無事でこれたものだ。
町に入ると・・・なんだ?
マスケラをつけた奴がうじゃうじゃいるし、妙に賑わっていることに気づく。
・・・・なんでも謝肉祭がどうのとか。
ほう、なんかおもろそうだ。
と思い、目標もわすれ、しばし探偵気分でクエをこなすことに。
その時、目の前でガッツポーズをする奴が。
ナンダコイツ・・・よくよく見ると・・・こいつは3/4の戦闘中は話せない、且つ物騒な装備で物騒な装甲つけてたアイツじゃねえか!!
しかもご丁寧に「打倒ベーゼン」などというコメントまでついてやがる。
あの日、「いつか強くなって一人だけでリベンジしろ」と言ったのが効いたか・・・
そしてこの場での勝負を挑んでくる。
普段なら受けるが、今回は戦術家の制限時間に追われている為、ここはやんわりと断る。
ラスパで逢ったら勝負すると約束。
・・・・物凄い近々やりそうな予感がする。
マスケラと奇妙な服をゲットし、そのまま一目散にロンドンへ。
何か交易品でも買おうかと思ったが、性にあわんというか、相場も知らねえような状態。
しかも、砲弾と資材満載の為、もともと何も買えん。
・・・・大航海時代の楽しみの偏りがすごいな、俺・・・
しかし、このゲームの作りこみはすごいな。
イタリアが好きで、過去2回ほどベネチアには行ったが、海辺の位置が若干変わっているものの、サンマルコ広場は本当にこんな感じだった。
というか妙な気持ちだ。
・・・・俺と連れがやたら陽気な店員と騒ぎながらピザを食べた店の位置まであった・・・
こうなれば、無理だとわかっていても、このゲームの時代当時のベネチアやセビリアに行って見たいものだ。
もちろん、海賊になんぞ会いたくもないがな!
ロンドンに到着。
しかし、色々な種類の魚が釣れるものだ。
ロンドンまでPKKに会わずに来れたってのは、おそらくは時間帯によるものだろう。
己だけの為のクエならばどんなことになっても笑ってられるが、このクエには家族である商会メンの多大なる協力により成り立っている。
恩義に報いる為には何がなんでも成功させねばらない。
のこすはアムステルダムだけ!
よし!いける・・・・・
と思い、ロンドンを出た瞬間、明らかに不穏な船が後をつける。
・・・・確認した瞬間、その商会名を見て頭を抱える。
まともなドンパチこそなかったものの、何度か戦闘した雛@@嬢の商会だ・・・
そういや、イングだったな・・・確かに敵の本拠地にノコノコ現れた俺に確実に落ち度はある。
フリゲで逃げ切れるか・・・
と思ったのもつかの間、アタリマエの如く戦闘を仕掛けられる。
・・・・うーむ・・・・
俺はPKKからは何があっても逃げないことを信条としている。
理由はPKKや一般人の言う「海賊やるからには覚悟している」という理論。
それと、与えられた制裁は食らうというのも、俺の中の信条でもある。
と言うのは表向きの理由。
一番大きいのが「単に逃げるのが男として許せない」ということ。
意地だ、意地。
殺りあって絶対勝てないというのがわかってるだけに、逃げることは絶対にしたくないのだ。
「勝てないが逃げなかった」というのを俺の中で言い訳にしてるんだよ。
それがカッコイイかどうかはわからんが。
「単なるバカ」だと言われるだろうが、俺の中ではそれはカッコイイ行為なのだ。
しかし、今回は逃げた。
理由は期限がもうやばかったのと、一刻も早く達成したかった。
しかし、どんな理由があるとはいえ、信条を曲げるなんざ、みっともねえ・・・・
正直何度も迷った。
「お前の理想の海賊は信条を曲げるのか?」
「お前は口だけだったのか?」
「今までのエモノは、自分の信条すら曲げるような海賊に襲われたのか?」
そういう思想が一瞬で頭を駆け抜けた。
だが、俺が選んだ選択は「逃走」だった。
どうしても家族である商会メンの誠実な好意に対して報いたかったのだ。
ここで「すまん!失敗した!がははははは」など言えるか!!!
あと1つの町なんだ、この目の前のアムスにさえ行けば達成なのだ。
「悪いが、今日は逃げさせていただく」脱兎の如く一目散に逃走する最強に情けない俺・・・・
それに対して「逃がすか!」と追い込む某。
「期限があるもんでね」と言い訳をしてみるが「無理だ」と即答される。
うむ、そりゃそうだわな。笑
某にとって海賊である俺の都合など、所詮は悪党の都合。
知ったこっちゃないというのは当然だ。
理由もわかる。
俺が襲ってきた相手の都合を俺が無視して襲うのと同じだ。
それでも逃げる。
「話のわからない輩だな!!!」という言葉に対し、
「だって相手海賊だし!それくらいの覚悟は出来てるでしょう」
と来る。
これもその通りだ。
はっきり言おう。痛い!痛すぎる。
正論に対してはどんな言い訳も無力だというのは、交渉海賊をやっている俺自身、死ぬほどわかっている。
俺がつじつまの合わないことを言いながら逃げてる状況もわかっているし、そんな状況での言葉が相手に響くはずもない。
それだけに言葉の一つ一つがモロに納得出来ているだけに、笑えるほど言葉が突き刺さってくる。
何度身を翻して「野郎!!!来いや!」と言おうと思ったか・・・
なんとか逃げ切り町に入る。
涙がでるほど情けねえぜ・・・・・・
ボスに合わせる顔がねえや。
はははは・・・
程なく打電が入る。さっきの某だ。
「ガレアスでフリゲ仕留めても面白くないし、こっちもフリゲ用意するから遊んでみないか」
申し出は嬉しいもんだが、ネーデルの敵対を解除するのに時間がかかりすぎてクエの期限が本当にやばい。
理由を丁寧に話してみた。
すると相手は「クエが終わるまで待つから勝負しろ」と言った。
クエさえ終われば何も恐れるものはない。
「クエ終了まで見逃してもらうかわりに戦闘を約束する」
と言う。
・・・・助かった・・・
何とかアムステルダムに入港する。
・・・残り7日・・・やばかった。。。。。
無事に戦術家になれた俺!!
よっしゃ!機雷発見ゲッツ!!!!!
ようし、さっきの某め・・・ブチコロシテクレルワ!!
敵本拠地「ロンドン」近郊にて勝負することに。
ベーゼンドルファー>こいやああ!!!
スレイ@@@@@>うははは
戦闘開始!
開始まもなくどピンチに陥る。
なんだ!?
なんだこの砲撃は!!!!
最大耐久195のうち、近距離だと横向きでも165とか持っていかれる。
最悪だ。
2発かい!しかもクリだと1撃・・・
幸いLVの割りに修理だけはそこそこだから、修理連打で何とか撃沈は免れる。
しかし・・・・これは不利どころの騒ぎでない。
受けるたびに、帆は壊れ、浸水し、船員は海に放りだされる。
うおおお 一人で帆を直し、桶を使い、救助し、修理をする。
俺はいつ攻撃すればいいのだ!!!!
すでに機雷すらまともに撒けないような、最悪の悪循環がはじまった。。。
ものすごい砲撃が俺の船をボコボコにしていく、ここまで沈んでないことすら奇跡に近い。
なんとか機雷布陣に誘導するが、これがまともな布陣を敷いてないだけに、付け焼刃の打撃にしかなっていない。
そして俺の最悪の癖。「ケツを見せる」
ばっちこ〜い!!「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
俺撃沈。
再び勝負開始。第2戦目。
前回の反省は無意味か!お前!といわんばかりの同じような状況に追い込まれる。
今度はクリをもらっていないのに、浸水と帆修理に手間取り、普通に2発目を食らい撃沈される。
砲撃が凶悪すぎる。。。そして俺の船の装甲が無さ過ぎる。
タイガーとシャーマンだぞ。
そして補給を終え、第3戦目に入る。
今度は作戦を変えよう。
この某、機雷、機雷発見はどうやら使わないらしい。
とすれば、まともに布陣さえ出来れば勝てる!
今回の戦闘開始の位置取りはよかった!!
落ち着いてV字布陣を敷く。
よし!完璧だ!!
これでVにさえ入れば確実に沈めることが出来るはず!!!
しかし、なかなかエグイ。資材がみるみる消えるほどの砲撃の嵐だ。
今回は距離をとりつつ、こちらも全力で砲撃をかます。
相手もフリゲ、そこそこのダメージは与えている。
そのうち・・・V字に入り出す!
よし!!!
スレイ@@@@が機雷に接触しました!
スレイ@@@@に勝利しました!
おっしゃ!勝ったぜ!
しかし、まだまだ負け越している。
勝負はまだ続く。
4戦目・・・
のっけからV字布陣を敷く。。。はずが、弾道学によって射程の延びた痛い砲撃をくらい、早速布陣を妨害される。。。。。
副官が俺の不甲斐なさにブチギレだ。
「次負けたら殺す」といわんばかりの無言のまま、ナイフを机に投げさしては抜き、投げさしては抜きを繰り返している。
今度はお互いが凄まじい砲撃をする。
俺も痛いが相手もそれなりに痛いはず。
そして並走から逃れる為、俺は相手の砲撃の隙を縫って方向転換をした・・・・・・
隙を縫ってしたはずなのだが!!!
タ、タイミングが!?やばい!!!!
と思った瞬間に「ばっちこ〜い♪」ドガーーーーッ!!!
撃沈。
第5戦 開始!
今度はお互いが積極的に砲撃合戦。
しかし、俺は機雷を適当にばら撒いた。
作戦的には「砲撃してる時に機雷くらってくれたらいいな」ってもんだ。
しかし、並走から白兵にもつれ込む。
ようし!やってやるぜ!!!!
と思った瞬間、行動力が無いことに気づく。
そして離脱。
直後至近距離の機雷に2艦とも接触。
やばい!!!ここはあと3つ敷いてある!
修理だ!!!!!って行動力がねえ!!!
やばい!!!
ドーーーン
最後は自爆。
結果は散々、5戦1勝4敗。
俺、YOEEEEEEEEEEEE!!!
(使い方あってるよな?)
どうやら俺は対人は弱いらしい。
旗付きNPC相手に、クリの撃ち方、方向転換のタイミングなど結構頑張ってたつもりなのだがな。
どうも駄目だ。
フリゲの旋回能力に妙な自信を持っているのか、自分でもやばいくらいのケツ見せ方向転換をする。
一気に向きを変えるメリットは大きいのだが、クリで1撃という最悪なリスクも背負う。
もう少し学ばねばな・・
今回も俺の負けだ。
最近ロクに勝ってないもんだ。
ベーゼンドルファー>1回のミスが命取りか
スレイ@@@@>うん
ベーゼンドルファー>シビアな戦いだぜ^^
スレイ@@@@>それがPKとPKKのたたかいだ
ベーゼンドルファー>うむ
全くだ。
ベーゼンドルファー>いやまいった、勘弁してくれ^^
散々な結果を刻み付けてくれた、このイングの某を後にし、帰路へ向かう。
途中に立ち寄った交易所にて、イングの小僧が話しかけて来た。
フェル@@@>なんで、自国まで襲うの?
ベーゼンドルファー>あ?俺か?
フェル@@@>そそ
ベーゼンドルファー>不思議か?
フェル@@@>(ん)
ベーゼンドルファー>海賊に国は関係ない。
ベーゼンドルファー>それだけだ
フェル@@@>あ、海賊なんだー
ベーゼンドルファー>うむ
この小僧はPC海賊には出会ったことが無いらしい。
戦闘に興味は無いと言う。
ラスパで出会ったときは貴様はエモノになると言い放つ。
そして俺に出会ったときに確実に被害を受けないでおける方法も教える。
俺からの略奪を防ぐ方法なんて簡単なもんだ。
まずはプライベートにすること。
襲われても素無視すること。
会話不能の者など、襲う価値も無いどころか、相手にもしたくない。願い下げだ。
そうそう、良く「中華の艦隊がいますよ」と打電してくれる者がいる。
はっきり言おう。
興味はない。
別に中華だろが、日本人だろうが、プレイヤーはプレイヤー。
俺は画面の中の人間像を見ているわけであって、画面の外の人間の国籍など見ていない。
彼らは忌み嫌われているようだが、俺は別に嫌いでもない。
何をしていようが知ったことでもないし、会話さえできれば普通に扱う。
まあ、現状、会話が出来ないのがほとんどだから、スルーする。
理由は上記だ。
ま、以前彼らと出会った瞬間に「@@はベーゼンドルファーを否定した」とされて、こっちが会話しようとしても、プライベート設定で会話もクソもなかったっていうのがあったのだが。
あの時は純粋に「・・・・なんだコイツ・・」と思った。
あくまでも「そいつ」にだ。
プライベート設定で一方的にコンタクトを取ってくる・・・というか、一方的にコンタクトが取れるというのはどうなんだろうねえ。
どうせなら認めた相手以外はコンタクトもTellも一切できないようにすればいいのになあ・・・
先週に引き続き、今週日曜もライブがある。
案の定、仕事が終わり、家に帰るとベースの練習。
・・・・のはずだが、仕事が終わり、三年坂のカサギ屋というおはぎの美味しい店に行ってたりした。
ここのおはぎは、白アン、こしアン、そしてイボイボ爆弾というわけのわからんものを連想させるような粒アンがある。
この3つを注文。
シロアンは実はあまり好きではないのだが、この店のシロアンだけは特別で、なんというか、シロアン独特のシツコサがほとんど感じられない。
普通の餡にしても、一緒に飲むお茶との相性が・・・・
・・・・話を戻そう。
こんばんわ。甘いものにはメがないベーゼンドルファーです。
先日に引き続き、俺は超最強凶悪海域の本拠地、リスボンにいる。
ここまでは紹介メンきっての精鋭、ラフィ姐とハルトさんの護衛に恵まれ無事にたどり着いた。
ここからは俺の単独での「戦術家」になる為の試練がまっていた。
単に主要都市に行って話を聞くだけという単純なものなのだが、俺にとってこれほど危険で苦痛なクエはないだろう。
恐怖そのものだ。
しかも、時間も限られているという。
まずは国の敵対。
なんと自国であるネーデルが最悪。
これを落とさない限り、入港すら出来ない。
というわけで、ヴェネチアに向かうことにした。
ヴェネチアか・・・久しぶりすぎる。
しかし、よくここまで無事でこれたものだ。
町に入ると・・・なんだ?
マスケラをつけた奴がうじゃうじゃいるし、妙に賑わっていることに気づく。
・・・・なんでも謝肉祭がどうのとか。
ほう、なんかおもろそうだ。
と思い、目標もわすれ、しばし探偵気分でクエをこなすことに。
その時、目の前でガッツポーズをする奴が。
ナンダコイツ・・・よくよく見ると・・・こいつは3/4の戦闘中は話せない、且つ物騒な装備で物騒な装甲つけてたアイツじゃねえか!!
しかもご丁寧に「打倒ベーゼン」などというコメントまでついてやがる。
あの日、「いつか強くなって一人だけでリベンジしろ」と言ったのが効いたか・・・
そしてこの場での勝負を挑んでくる。
普段なら受けるが、今回は戦術家の制限時間に追われている為、ここはやんわりと断る。
ラスパで逢ったら勝負すると約束。
・・・・物凄い近々やりそうな予感がする。
マスケラと奇妙な服をゲットし、そのまま一目散にロンドンへ。
何か交易品でも買おうかと思ったが、性にあわんというか、相場も知らねえような状態。
しかも、砲弾と資材満載の為、もともと何も買えん。
・・・・大航海時代の楽しみの偏りがすごいな、俺・・・
しかし、このゲームの作りこみはすごいな。
イタリアが好きで、過去2回ほどベネチアには行ったが、海辺の位置が若干変わっているものの、サンマルコ広場は本当にこんな感じだった。
というか妙な気持ちだ。
・・・・俺と連れがやたら陽気な店員と騒ぎながらピザを食べた店の位置まであった・・・
こうなれば、無理だとわかっていても、このゲームの時代当時のベネチアやセビリアに行って見たいものだ。
もちろん、海賊になんぞ会いたくもないがな!
ロンドンに到着。
しかし、色々な種類の魚が釣れるものだ。
ロンドンまでPKKに会わずに来れたってのは、おそらくは時間帯によるものだろう。
己だけの為のクエならばどんなことになっても笑ってられるが、このクエには家族である商会メンの多大なる協力により成り立っている。
恩義に報いる為には何がなんでも成功させねばらない。
のこすはアムステルダムだけ!
よし!いける・・・・・
と思い、ロンドンを出た瞬間、明らかに不穏な船が後をつける。
・・・・確認した瞬間、その商会名を見て頭を抱える。
まともなドンパチこそなかったものの、何度か戦闘した雛@@嬢の商会だ・・・
そういや、イングだったな・・・確かに敵の本拠地にノコノコ現れた俺に確実に落ち度はある。
フリゲで逃げ切れるか・・・
と思ったのもつかの間、アタリマエの如く戦闘を仕掛けられる。
・・・・うーむ・・・・
俺はPKKからは何があっても逃げないことを信条としている。
理由はPKKや一般人の言う「海賊やるからには覚悟している」という理論。
それと、与えられた制裁は食らうというのも、俺の中の信条でもある。
と言うのは表向きの理由。
一番大きいのが「単に逃げるのが男として許せない」ということ。
意地だ、意地。
殺りあって絶対勝てないというのがわかってるだけに、逃げることは絶対にしたくないのだ。
「勝てないが逃げなかった」というのを俺の中で言い訳にしてるんだよ。
それがカッコイイかどうかはわからんが。
「単なるバカ」だと言われるだろうが、俺の中ではそれはカッコイイ行為なのだ。
しかし、今回は逃げた。
理由は期限がもうやばかったのと、一刻も早く達成したかった。
しかし、どんな理由があるとはいえ、信条を曲げるなんざ、みっともねえ・・・・
正直何度も迷った。
「お前の理想の海賊は信条を曲げるのか?」
「お前は口だけだったのか?」
「今までのエモノは、自分の信条すら曲げるような海賊に襲われたのか?」
そういう思想が一瞬で頭を駆け抜けた。
だが、俺が選んだ選択は「逃走」だった。
どうしても家族である商会メンの誠実な好意に対して報いたかったのだ。
ここで「すまん!失敗した!がははははは」など言えるか!!!
あと1つの町なんだ、この目の前のアムスにさえ行けば達成なのだ。
「悪いが、今日は逃げさせていただく」脱兎の如く一目散に逃走する最強に情けない俺・・・・
それに対して「逃がすか!」と追い込む某。
「期限があるもんでね」と言い訳をしてみるが「無理だ」と即答される。
うむ、そりゃそうだわな。笑
某にとって海賊である俺の都合など、所詮は悪党の都合。
知ったこっちゃないというのは当然だ。
理由もわかる。
俺が襲ってきた相手の都合を俺が無視して襲うのと同じだ。
それでも逃げる。
「話のわからない輩だな!!!」という言葉に対し、
「だって相手海賊だし!それくらいの覚悟は出来てるでしょう」
と来る。
これもその通りだ。
はっきり言おう。痛い!痛すぎる。
正論に対してはどんな言い訳も無力だというのは、交渉海賊をやっている俺自身、死ぬほどわかっている。
俺がつじつまの合わないことを言いながら逃げてる状況もわかっているし、そんな状況での言葉が相手に響くはずもない。
それだけに言葉の一つ一つがモロに納得出来ているだけに、笑えるほど言葉が突き刺さってくる。
何度身を翻して「野郎!!!来いや!」と言おうと思ったか・・・
なんとか逃げ切り町に入る。
涙がでるほど情けねえぜ・・・・・・
ボスに合わせる顔がねえや。
はははは・・・
程なく打電が入る。さっきの某だ。
「ガレアスでフリゲ仕留めても面白くないし、こっちもフリゲ用意するから遊んでみないか」
申し出は嬉しいもんだが、ネーデルの敵対を解除するのに時間がかかりすぎてクエの期限が本当にやばい。
理由を丁寧に話してみた。
すると相手は「クエが終わるまで待つから勝負しろ」と言った。
クエさえ終われば何も恐れるものはない。
「クエ終了まで見逃してもらうかわりに戦闘を約束する」
と言う。
・・・・助かった・・・
何とかアムステルダムに入港する。
・・・残り7日・・・やばかった。。。。。
無事に戦術家になれた俺!!
よっしゃ!機雷発見ゲッツ!!!!!
ようし、さっきの某め・・・ブチコロシテクレルワ!!
敵本拠地「ロンドン」近郊にて勝負することに。
ベーゼンドルファー>こいやああ!!!
スレイ@@@@@>うははは
戦闘開始!
開始まもなくどピンチに陥る。
なんだ!?
なんだこの砲撃は!!!!
最大耐久195のうち、近距離だと横向きでも165とか持っていかれる。
最悪だ。
2発かい!しかもクリだと1撃・・・
幸いLVの割りに修理だけはそこそこだから、修理連打で何とか撃沈は免れる。
しかし・・・・これは不利どころの騒ぎでない。
受けるたびに、帆は壊れ、浸水し、船員は海に放りだされる。
うおおお 一人で帆を直し、桶を使い、救助し、修理をする。
俺はいつ攻撃すればいいのだ!!!!
すでに機雷すらまともに撒けないような、最悪の悪循環がはじまった。。。
ものすごい砲撃が俺の船をボコボコにしていく、ここまで沈んでないことすら奇跡に近い。
なんとか機雷布陣に誘導するが、これがまともな布陣を敷いてないだけに、付け焼刃の打撃にしかなっていない。
そして俺の最悪の癖。「ケツを見せる」
ばっちこ〜い!!「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
俺撃沈。
再び勝負開始。第2戦目。
前回の反省は無意味か!お前!といわんばかりの同じような状況に追い込まれる。
今度はクリをもらっていないのに、浸水と帆修理に手間取り、普通に2発目を食らい撃沈される。
砲撃が凶悪すぎる。。。そして俺の船の装甲が無さ過ぎる。
タイガーとシャーマンだぞ。
そして補給を終え、第3戦目に入る。
今度は作戦を変えよう。
この某、機雷、機雷発見はどうやら使わないらしい。
とすれば、まともに布陣さえ出来れば勝てる!
今回の戦闘開始の位置取りはよかった!!
落ち着いてV字布陣を敷く。
よし!完璧だ!!
これでVにさえ入れば確実に沈めることが出来るはず!!!
しかし、なかなかエグイ。資材がみるみる消えるほどの砲撃の嵐だ。
今回は距離をとりつつ、こちらも全力で砲撃をかます。
相手もフリゲ、そこそこのダメージは与えている。
そのうち・・・V字に入り出す!
よし!!!
スレイ@@@@が機雷に接触しました!
スレイ@@@@に勝利しました!
おっしゃ!勝ったぜ!
しかし、まだまだ負け越している。
勝負はまだ続く。
4戦目・・・
のっけからV字布陣を敷く。。。はずが、弾道学によって射程の延びた痛い砲撃をくらい、早速布陣を妨害される。。。。。
副官が俺の不甲斐なさにブチギレだ。
「次負けたら殺す」といわんばかりの無言のまま、ナイフを机に投げさしては抜き、投げさしては抜きを繰り返している。
今度はお互いが凄まじい砲撃をする。
俺も痛いが相手もそれなりに痛いはず。
そして並走から逃れる為、俺は相手の砲撃の隙を縫って方向転換をした・・・・・・
隙を縫ってしたはずなのだが!!!
タ、タイミングが!?やばい!!!!
と思った瞬間に「ばっちこ〜い♪」ドガーーーーッ!!!
撃沈。
第5戦 開始!
今度はお互いが積極的に砲撃合戦。
しかし、俺は機雷を適当にばら撒いた。
作戦的には「砲撃してる時に機雷くらってくれたらいいな」ってもんだ。
しかし、並走から白兵にもつれ込む。
ようし!やってやるぜ!!!!
と思った瞬間、行動力が無いことに気づく。
そして離脱。
直後至近距離の機雷に2艦とも接触。
やばい!!!ここはあと3つ敷いてある!
修理だ!!!!!って行動力がねえ!!!
やばい!!!
ドーーーン
最後は自爆。
結果は散々、5戦1勝4敗。
俺、YOEEEEEEEEEEEE!!!
(使い方あってるよな?)
どうやら俺は対人は弱いらしい。
旗付きNPC相手に、クリの撃ち方、方向転換のタイミングなど結構頑張ってたつもりなのだがな。
どうも駄目だ。
フリゲの旋回能力に妙な自信を持っているのか、自分でもやばいくらいのケツ見せ方向転換をする。
一気に向きを変えるメリットは大きいのだが、クリで1撃という最悪なリスクも背負う。
もう少し学ばねばな・・
今回も俺の負けだ。
最近ロクに勝ってないもんだ。
ベーゼンドルファー>1回のミスが命取りか
スレイ@@@@>うん
ベーゼンドルファー>シビアな戦いだぜ^^
スレイ@@@@>それがPKとPKKのたたかいだ
ベーゼンドルファー>うむ
全くだ。
ベーゼンドルファー>いやまいった、勘弁してくれ^^
散々な結果を刻み付けてくれた、このイングの某を後にし、帰路へ向かう。
途中に立ち寄った交易所にて、イングの小僧が話しかけて来た。
フェル@@@>なんで、自国まで襲うの?
ベーゼンドルファー>あ?俺か?
フェル@@@>そそ
ベーゼンドルファー>不思議か?
フェル@@@>(ん)
ベーゼンドルファー>海賊に国は関係ない。
ベーゼンドルファー>それだけだ
フェル@@@>あ、海賊なんだー
ベーゼンドルファー>うむ
この小僧はPC海賊には出会ったことが無いらしい。
戦闘に興味は無いと言う。
ラスパで出会ったときは貴様はエモノになると言い放つ。
そして俺に出会ったときに確実に被害を受けないでおける方法も教える。
俺からの略奪を防ぐ方法なんて簡単なもんだ。
まずはプライベートにすること。
襲われても素無視すること。
会話不能の者など、襲う価値も無いどころか、相手にもしたくない。願い下げだ。
そうそう、良く「中華の艦隊がいますよ」と打電してくれる者がいる。
はっきり言おう。
興味はない。
別に中華だろが、日本人だろうが、プレイヤーはプレイヤー。
俺は画面の中の人間像を見ているわけであって、画面の外の人間の国籍など見ていない。
彼らは忌み嫌われているようだが、俺は別に嫌いでもない。
何をしていようが知ったことでもないし、会話さえできれば普通に扱う。
まあ、現状、会話が出来ないのがほとんどだから、スルーする。
理由は上記だ。
ま、以前彼らと出会った瞬間に「@@はベーゼンドルファーを否定した」とされて、こっちが会話しようとしても、プライベート設定で会話もクソもなかったっていうのがあったのだが。
あの時は純粋に「・・・・なんだコイツ・・」と思った。
あくまでも「そいつ」にだ。
プライベート設定で一方的にコンタクトを取ってくる・・・というか、一方的にコンタクトが取れるというのはどうなんだろうねえ。
どうせなら認めた相手以外はコンタクトもTellも一切できないようにすればいいのになあ・・・
コメント
たとえまぁ ゲームでも
これが死に所と定めた場所で 潔くあれない場合が一番こう、
身の置き所がないねぃ。
判るから、気にするなね。
判らない人にはわかんないし、求めるべくもない部分。
君の立場が私でもそうするな。
追われて当然のわが身でも
送り出した友がいるからには 友の心に応えたい
ならば自分を堪えて、汚名をおうてでも 目的を遂げる。
となる罠。
なんだな。
いつもと「死場」の置き所が違ったわけで、考えることも多かったのだね。
おつかれさま。
判ったようなことを言うてみるが
多分私は判ってない(ぉ
戦う相手にも恵まれたね。
話に応じてくれない相手なら 無為に時間が過ぎてそれこそ
全てが水の泡だったことだろう。
実りの多い旅だったようで 何より・・(^^
あれですよ、なんだかんだ言ってますが・・
現実ではそこまで片意地張ったようなこと出来ないもんで、ゲームの中でだけでも「頑なにやりたい」と思っただけですね^^
意地だらけの海賊の苦悩ってのもたまにはあってもいいかな・・・と思いました。
相手に恵まれたってのは確かにありました。
聖・ユダヤさん>
ユアウェルカム!!
今度は機雷15になったとき、またやろうぜ
楽しかったですね。相手にめぐまれました。
またやりましょう^^